金剛筋シャツの効果について検証し、加圧シャツとしての評価をまとめていく。
私の体型は身長170cm、体重80.2キロのため金剛筋シャツのMサイズを購入した。同じような体型であればかなり参考になる情報となるだろう。
体型に違いがある場合でも、170cmの私の着心地が分かることで、加圧シャツ選びの目安には十分になるはずだ。少なくとも嘘くさい口コミサイトよりは信頼していただいていいだろう。
それでは、締まりのなくなった私の体で金剛筋シャツの効果の検証を始めていこう。
(加圧シャツを着る前の醜い体の写真)
金剛筋シャツの加圧シャツの着心地
金剛筋シャツの着心地はかなり良いと評価できる。
理由としては「体全体をまんべんなく加圧してくれている」という点が評価ポイントとなった。
10種類の加圧シャツのを検証していると、部分的な加圧が強いだけの商品もあれば、中には加圧自体が緩いというシャツまで体験することになった。
そんな中で、金剛筋シャツは腕から腹にかけての全体をバランスよく加圧し、効いているという感覚を覚えることができた。
かなり満足できる加圧シャツではあるのだが、唯一の欠点は「丈が短め」であることだ。
(金剛筋シャツのウエスト部のアップ)
身長170cmで若干胴長な私にとって、金剛筋シャツのMサイズはギリギリ腹を覆うことができる長さであり、1日中着る場合は定期的に腹が出てしまっていないか確認する必要があった。
実際に大きな動きをした後などは腹が出てしまい、加圧シャツの位置を直す必要があるといえる。
では、金剛筋シャツのサイズをLに変更するという選択はしないのか?と感じるはずだが、今回に関してはサイズの変更はしないという判断を下した。
なぜならば、丈が少し足りていないという不満はあるものの、加圧力に関しては今がベストの加圧だと感じているからである。
サイズLに変更するということは、丈が長くなることと引き換えに、全身の加圧力が弱くなるリスクが高い。
私はMサイズの加圧力には十分満足しているため、この加圧力を失うという選択はしたくないのだ。
1日に数回腹が出てしまうことがあるというデメリットは、時々腹を確認することで対応できる範囲のことであり、トイレにでも行くときにチェックしておけば日常で不便と感じるほどではないのである。
ここまでは、単純に金剛筋シャツを着てみた感想を紹介してきたが、より生活の中での着心地をイメージしやすいように、職場や就寝時に金剛筋シャツを着てみた感想を紹介していく。
(金剛筋シャツの勇ましい袋の写真)
金剛筋シャツを職場で着ている感想
金剛筋シャツを職場で着てみた感想は、「適度な加圧が意識され、気持ち面まで丁度いい刺激がある」というものであった。
体に感じる加圧があることは当然だが、気持ちにまで刺激があるとはどういうことか。
まずは体の加圧だが、デスクワークばかりで猫背になってしまった私の背筋が、美しく伸びた姿勢を維持することができた。これは職場で着るまでもなく、予想済みの効果であった。
続いて気持ち面での刺激についてだが、私にとって金剛筋シャツは「適度な緊張感を与えてくれる加圧シャツ」という位置づけになった。
適度な緊張感の理由は若干短い丈の部分にあり、定期的に「加圧シャツから腹がはみ出ていないか?」という感覚を覚えたのだ。
腹が出ていないか?と気になることで、加圧シャツを着ているということを意識することができ、結果的に背筋を伸ばしている時間が長くなったのである。
ちなみにだが、デスクワークをして過ごした職場では、加圧シャツから腹は出ずに、トラブルなく1日過ごすことができた。
金剛筋シャツを家で着ている感想
金剛筋シャツを家で着るという検証について、とくに重視したのは「大きな動きをしたときに腹が出てしまわないか?」という部分である。
職場では問題なく着ることができた金剛筋シャツだが、果たして家で適度なトレーニングやストレッチをおこなった場合、腹は出てしまうのだろうか?
結果としては、「すぐに腹が出ることはなかったが、ある程度運動をしていると腹は出る」という検証結果であった。
家で使う分にはすぐに着なおすことができ、不満に思うほどのことではないと感じている。
どうしても腹が気になる場合は、Lサイズや検証した10種類の加圧シャツの中でも丈が長めだと感じたパンプマッスルビルダーTシャツやマッスルアーマーのMサイズの検証結果も見て頂ければと思う。
金剛筋シャツを寝るときに着ている感想
金剛筋シャツは就寝時にも着ることができる加圧シャツであり、公式HPでもそのように記載されている。
加圧シャツ全てが寝ながら着れるものではないため、寝ながら着れるという点はおすすめできるポイントであることは間違いない。
金剛筋シャツは胸からウエストへかけての加圧が特に強く、就寝時に苦しすぎるというデメリットにならないか?ということが検証内容として重要だと判断した。
金剛筋シャツを着て寝てみた結論としては、苦しすぎず、問題なく眠ることができる加圧シャツであった。
加圧シャツ全体に言えることだが、痛みが伴なうほどにきつい加圧シャツをのぞけば、就寝時に着ることで気分よく目覚めることができる傾向があると感じている。
その理由の多くは、もともと私が寝起きに体が痛いという傾向があり、加圧シャツを着始めて以来寝起きの体が痛くないという嬉しい効果を感じているからである。
金剛筋シャツにも同じ効果を感じることができたため、個人的には就寝時にもお勧めできる加圧シャツといえる。
金剛筋シャツの加圧シャツを1週間着てみた効果
さて、金剛筋シャツの着心地を確認し、継続して着る価値がありそうだという判断に至ったため、ここからは金剛筋シャツを1週間着用し、その感想を書くステップに入る。
まずは、再度私の醜い体を確認してほしい。
(加圧シャツの効果を検証する前の醜いビフォーの写真)
この醜いビフォーの写真が、将来定期には美しいアフターの体となり、ビフォーアフターとして紹介できる日が待ち遠しい。
では、金剛筋の加圧シャツを着た直後の写真を紹介する。
(金剛筋シャツ初日の写真)
まず見た目だが、黒という色の効果もありかなり引き締まったように見えている。比較するために連続写真で確認してみてほしい。
(金剛筋シャツを着る前と後の比較写真)
写真を見るだけでも引き締め効果が強く現れていることが分かると思うが、それ以上に加圧力の体感が強力だ。
10種類の加圧シャツを検証するということで始めたこのサイト。当然私は多くの加圧シャツを試し比較し、検証するべき加圧シャツを選んでいるのだが、複数の加圧シャツで経験を積んできた私でさえ「金剛筋の加圧力は強力である」と感じる。
とくに腹に対する加圧力は他の商品とは比較の必要がないほどのパワーを感じ、強制的に姿勢が正されるほどである。
腹以外の加圧も申し分なく、加圧力という面では今のところ最強と言える加圧シャツである。
そのため、胴長の私にとっては腹部分の丈が短いという欠点だけが悔やまれる。本当に惜しい。完璧な商品などないのだなと痛感させられる出来事だ。加圧シャツにも人生の縮図を感じざるをえない。
しかし、一般的な170㎝の男性であれば、私のような胴長短足ではないため、ベストな着心地であることが予想される。うらやましい限りである。
金剛筋シャツのおすすめ度
金剛筋の加圧シャツ。今回の検証は以上だ。
今後もこのページで追加の検証結果を紹介していく予定だ。
とくに金剛筋の欠点を補うための対策が計画として生まれているため、そのあたりを楽しみにしてもらえれば幸いだ。